先日、初めての依頼が来ました。通常のメディアの制作ではなく、一般家庭の家具や間取りを調べて欲しいという依頼で、その数なんと200戸を対象に、というものです。
どうやら、ある富裕国資本の企業がアジアの制作会社に依頼をし、さらに対象国である日本での撮影を望んで私に連絡をしてきた模様です。
さまざまなエリアに住む計200戸の撮影がとても可能だとは思えず、、また可能だとしても非常に疲れると思い、この話はお断りしました。実際のところ、よほど大手の不動産会社でも先方の願う富裕層エリアから生活が厳しいエリアまでの自宅を公開することはできるとは正直思えません。日本の前には別の東南アジアの国で行ったらしいのですが、ルールにうるさい日本で可能なのかな。
考えるだけでストレスになりそうなプロジェクトなので降りて正解だと思っていますが、資金は潤沢にあるようでした。今後日本ではこういった海外資本が日本進出の際にマーケティングをして、という仕事がもっと増えるのかもしれませんね。人件費や生活費が安いのですから、給料がどんどん上がっている国々からすると停滞経済が続く日本なんて買い叩ける対象でしょうから。